韓国の正月料理 2006-1-10
皆さんこんにちは。
平和園の桜庭です。
さて、今日は先週の予告どおり!韓国の正月と料理についてです。
日本では正月というと1月1日ですが、(当たり前?)韓国ではちょっと違います。 韓国では正月やお盆は太陰暦という暦で決まっていて、我々の使っている太陽暦とはズレがあります。韓国でも普段の暦は太陽暦を使っていますが、昔からの行事や誕生日などは太陰暦を使っています。 韓国の正月は、日本のお盆のような先祖を祀り供養する行事です。 そのため、韓国でも田舎へ帰る人たちの帰省ラッシュがあるそうです。 正月の朝には家に設けた祭壇へ礼拝し、目下の人は目上の人に挨拶をします。 その後みんなで食事をする、というのが正月の家庭の風景のようです。 その正月の食事ですが、欠かせないのはやはりトックです。 トックとは日本の雑煮の様なもので、肉や野菜を煮たスープにお餅が入っています。 日本の雑煮と違うのは、お餅がもち米ではなく普通のお米でできていることです。 お米をついて棒状に伸ばしたものを薄切りにして煮て食べます。 韓国ではこのトックを食べないと新年がこないと言うくらい正月には欠かせない料理です。 平和園でも(十勝地区だけですが)トックがメニューにあります。 ただ、韓国料理とは言ってもキムチのようにいつでも食べるものではないせいか、認知度はイマイチ低いようです。皆さんも正月とは言いませんが、何かおめでたいことがあったときには食べてみてはいかがでしょうか。 (ちなみに今年の太陰暦の正月は1月28・29・30日だそうです。)
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