焼肉店の現状   2005-8-03

皆さんこんにちは。
平和園の桜庭です。

2003年末にアメリカでBSEが発生しアメリカ産牛肉の輸入が禁止されてからもう1年半経ちました。
この間オーストラリア産牛肉の輸入は急増しましたが、かつてのアメリカからの輸入量には追いついていません。
結果として焼肉店での肉の仕入れ価格は国産・輸入にかかわらず上昇し、特に輸入の大部分を占めるオーストラリア産は品質的に国産に劣るものが多いにもかかわらずこちらの方が価格が高いといった逆転現象まで出ています。各焼肉店では値上げをしたり、肉が手に入らない店や、廃業に追い込まれてしまったところも多くあります。

平和園でも国内産を中心に使用していますが、仕入れ価格はかなり上がっています。
例えば内臓系で人気のある部位は価格の安かったときと比べ1.5倍前後値上がりしています。
値上げは今のところ考えてはいませんが、この状態が長期間続くようであれば一部商品は値上げまたは提供中止、という状況も考えられます。

価格が落ち着くためにはアメリカからの輸入を再開することが絶対条件ですが、それも実際いつになるのか分かりませんし、再開されても全国に十分に行き渡るまではさらに時間がかかると思います。
ですが逆境に負けずにこれからもがんばっていきますので焼肉業界を応援してください。
よろしくお願いします!

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