平和園の店長がこっそり教える焼肉の豆知識

焼肉は太る? 健康に悪い?脂っこくて胃にもたれそう?

焼肉ってそんな風に思われがちです。でも、焼肉は意外や意外ヘルシーな食べ物なんです。

平和園の各店長があなただけにこっそりお教えする美味しい焼肉の豆知識。

他の人には 絶対に内緒 ですよ。smile.jpg

肉の美味しい焼き加減

肉の焼き具合は、すこし強火で短時間に、肉のエキスを外に出さないようにします。焼きすぎてこがしてしまっては、肉の味が損なわれてしまうので注意して下さい。

肉を食べると太る?

肥満になる原因は肉を食べることではなく明らかに運動不足と、でんぷん質や糖分のの取り過ぎです。栄養価が高い食肉タンパク質は筋肉をはじめ心臓、血液、爪にいたるまで身体のあらゆる組織をつくるもとになります。

野菜といっしょに

肉食の方は、どうしても野菜の摂取が不足しがちです。野菜も美味しく、たくさん食べられるように、生野菜(サラダ菜、チシャ)に甘辛いサンチュ味噌をつけ焼き肉とご飯をいっしょに包み、手で食べてみてはいかがでしょうか?

焼肉で医食同源

一般に「医食同源」というと漢方薬や変わった食材を使った料理を食べる事と思われがちです。しかし身体に必要な物をバランス良く摂取することが一番大事です。焼肉で良質タンパク質を、包み野菜でビタミンや繊維質をキムチやカクテキなどの辛味で身体の新陳代謝をより活発に。栄養価とバランスに優れた焼肉料理をお勧めします。

「酸性食品」の肉は身体に悪い?

現代医学から見たらこれは俗説にすぎません。人間の身体は体内に酸性物質ができたとしても腎臓では尿として排泄し、血液では予備アルカリが働いて酸を中和するなどの機能が保たれています。

羊肉はとってもヘルシー

北海道といえばすぐに思い出すのがジンギスカン。皆さん知っての通りジンギスカンは羊の肉です。羊肉は肉質が軟らかく、良質のタンパク質やビタミンも豊富です。しかし以外と知られてないのが、羊肉の脂肪の事ではないでしょうか。

羊肉の脂肪は融点(溶けて液体になる温度)が牛肉や豚肉に比べて高く体内に入っても吸収されにくいという特質があります。肥満防止にも役立つヘルシー志向にぴったりの食肉だと言われています。

ただ、羊肉は食肉の中でもっとも鮮度管理が難しいとも言われています。それは鮮度が落ちると羊肉特有の臭みが出てくるからです。その臭みのもとはカプリル酸、ペラルゴン酸、アルファメチル酸といわれています。

そこで平和園の羊肉(成吉思汗)はその事に最も気を付けて鮮度管理をしております。美味しい成吉思汗をお客様にご提供できるよういつも品質管理を心掛けております。

「サガリ」ってなに?

「サガリ」とは牛の横隔膜で内蔵の一部なのですが精肉に近い肉質で、柔らかく食味がソフトな部位です。関東などでは「腹肉」や「ハラミ」と呼ばれていますが北海道では主に「サガリ」と呼ばれています。
それではなぜ「サガリ」と呼ばれるようになったのでしょう?

色々と諸説はありますが、屠所言葉というのが一般的です。牛は解体され、それぞれの部位をフックにかけて吊すのですがその時横隔膜がダラリと2本下に下がるので、その部位を「下がり」→「サガリ」と
呼ばれるようになったそうです。

十勝では焼肉と言えば「サガリ」?

焼肉と言えば「カルビ」というのが一般的。でも帯広十勝では「サガリ」という方が数多くいらっしゃいます。これは畜産王国でもある十勝だからこそ鮮度の良いサガリ(内臓の一部)が昔から地元で生産・消費されてきたためと言われています。
「サガリ焼肉」は十勝の食文化の一つと言えるかもしれません。

十勝のミノ(牛の第一胃)は世界一!?

焼肉で上質な肉と言えば霜降りの和牛と言われていますが、ミノはホルスタイン(乳牛)のものが最高と言われています。さて、なぜでしょうか?
和牛は穀物飼料中心ですが、乳牛は牧草やわらなどを食べています。それだけに胃が活発に働き肉厚で素晴らしい“ミノ”がここ十勝では生産され、鮮度の良いまま地元で消費が可能です。
ホルモンの食文化が海外で少ないことを考えると、「十勝のミノは世界一」と勝手に思い込んでいる店長です。

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